自然遺産
遺産名:
新疆天山
Xinjiang Tianshan
国名:中国
登録年:2013年
登録基準:(vii)(ix)
概要:
新疆天山は、複数国にまたがる天山山脈のうち、中華人民共和国(中国)新疆ウイグル自治区内に属する4つの自然保護区を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件である。美しく多彩な山岳景観や独特の生態系が評価され、2013年の第37回世界遺産委員会で登録された。
トムールは、天山山脈の最高峰ポベーダ山(標高7443m)の別名である。世界遺産の登録対象は1980年に設定された自然保護区を前身として、2003年に設定されたトムール峰国家自然保護区 である。こお他に、カラジュン=クエルデニン、バインブルク、ボグダが登録されている。
世界遺産委員会は基準viiの適用理由について「天山の新疆部分は東西1,760 kmにわたっており、顕著な自然美を有する山脈である」「新疆天山の美しさは、その冠雪した壮観な山々、氷河を冠した峰、美しい森林や草原、清澄な川や湖、赤い岩床の峡谷群といった場所だけにあるのではなく、山岳の要素と広大な砂漠との組み合わせや対照の中にも存在する」と説明している。
(Wikipediaより)