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インド 検定1級

カジランガ国立公園

2021年11月23日

自然遺産
遺産名:
カジランガ国立公園
Kaziranga National Park
国名:インド
登録年:1985年
登録基準:(ix)(x)
概要:
他のインドの国立公園と比較して、カジランガ国立公園は、野生生物の保護に成功している国立公園であるということが出来る。保護されている地区の中では、最もトラの居住密度が高く、2006年に、トラの保存計画である虎計画の参加を宣言した。カジランガ国立公園の動物相は、以下の通りとなる。35種の哺乳類の生息地であり、うち15種はレッドリストに記載されている絶滅危惧種である。インドサイの最大の生息地で、全世界の生息数の約2/3にあたる1,855頭が確認されている。

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カジランガの地区一体が自然保護の対象となったのは1904年に遡る。1904年、当時のイギリス領インド帝国の総督であったジョージ・カーゾン夫人であるメアリー・カーゾンがカジランガ一帯を訪問した。メアリーは、カジランガでは既にインドサイが有名であったが、インドサイを見ることがかなわず、夫に出来るだけ速やかにこの一体の自然を保護するように説得した。その結果、1905年6月1日、232km²の区画を持って、カジランガ提案保護林(Kaziranga Proposed Reserve Forest)が創設された。

メアリー・カーゾン夫人 (Wikipedia)

続く3年間で、保護林の区画は152km²拡大され、ブラマプトラ川の河畔までが対象とされた。1908年には、カジランガは、保護林(Reserve Forest)に指定された。1916年には、狩猟保護区(The Kaziranga Game Sanctuary)に改名された。1938年には、保護区内の狩猟が禁止されると同時に、保護区内への立ち入りが許可制となった。

(Wikipediaより)

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