サン・セバスティアン要塞, Flickr

モザンビーク

モザンビーク島

2021年11月24日

文化遺産
遺産名:
モザンビーク島
Island of Mozambique
国名:モザンビーク
登録年:1991年
登録基準:(iv)(vi)
概要:
モザンビーク島は、モザンビーク北部のモザンビーク海峡とモスリル湾の間に位置する島。約14,000人が住んでいる島で、かつてポルトガルの植民地だったときにはモザンビークの中心的な都市として機能していた。

1498年にヴァスコ・ダ・ガマが到達するよりもずっと前から、ここはアラブ人の港であり、造船所でもあった。1507年にはポルトガルが港と海軍拠点を建造し、1522年にはノサ・セニョラ・デ・バルアルテ礼拝堂が建てられた。この礼拝堂は、南半球における現存最古のヨーロッパ建築と見なされている。

礼拝堂, Flickr

16世紀にサン・セバスティアン砦が建造され、次いで建てられたポルトガルの植民都市モザンビークは、ポルトガル領東アフリカの首都となった。同時に、この島はキリスト教の重要な伝道拠点にもなった。1586年末に天正遣欧少年使節一行が日本への帰途天候待ちのため滞在した。1607年と1608年にはオランダの侵攻にも耐え、インド航路におけるポルトガルの重要な拠点としての地位を保持し続け、黒人奴隷、香辛料、金などの交易が行われていた。

(Wikipediaより)

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