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2021年登録遺産 インド 検定1級

ドーラビラ:ハラッパー文明の都市

2021年11月26日

 文化遺産
遺産名:
ドーラビラ:ハラッパー文明の都市
Dholavira: a Harappan City
国名:インド
登録年:2021年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
グジャラート州の乾燥したカディール島には、ハラッパー文明の南の中心地である古代都市ドフラヴィーラがある。紀元前3000〜1500年頃に居住されていたこの遺跡は、東南アジアで最も保存状態の良い当時の都市集落の一つで、要塞都市と墓地から構成されている。城壁に囲まれたこの都市には、2本の季節風の川が流れており、この地域の希少資源である水を供給していた。この城壁には、厳重に防御された城と儀式用の地面、そして社会秩序の階層を示す様々な割合の通りと家がある。洗練された水管理システムは、厳しい環境の中で生き残り、繁栄しようとするドフラヴィラの人々の創意工夫を示している。このサイトには、6つのタイプのセノタフを持つ大規模な墓地があり、ハラッパーのユニークな死の見方を証明している。遺跡の発掘調査では、ビーズ加工の工房や、銅、貝、石、半貴石のアクセサリー、テラコッタ、金、象牙などさまざまな種類の遺物が発見されており、この文化の芸術性と技術性の高さを示している。また、他のハラッパー都市や、メソポタミア地方、オマーン半島の都市との地域間交易の証拠も発見されている。

(『世界遺産センター』HPより)

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