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2021年登録遺産 ドイツ

シュパイアー、ヴォルムス、マインツのShUMサイト

2021年11月26日

 文化遺産
遺産名:
シュパイアー、ヴォルムス、マインツのShUMサイト
ShUM Sites of Speyer, Worms and Mainz
国名:ドイツ
登録年:2021年
登録基準:(ii)(iii)(vi)
概要:
シュパイアー、ヴォルムス、マインツの遺跡は、ライン川上流域にある旧帝国の大聖堂都市シュパイアー、ヴォルムス、マインツにあり、シュパイアーのユダヤ教裁判所には、シナゴーグと女性用シュル(イディッシュ語でシナゴーグのこと)の構造物、イェシバ(宗教学校)の考古学的な痕跡、中庭、そして高い建築性と建物の質を維持している無傷の地下ミクベ(儀式用の浴場)がある。また、ヴォルムス・シナゴーグ・コンパウンドでは、12世紀のシナゴーグと13世紀の女性用シュル、コミュニティ・ホール(ラシ・ハウス)、そして12世紀の記念碑的なミクベが戦後に復元されている。このシリーズには、ヴォルムスの旧ユダヤ人墓地とマインツの旧ユダヤ人墓地も含まれている。これら4つの遺跡は、特に11世紀から14世紀にかけての、アシュケナズ独特の習慣の出現と、シュム共同体の発展と定住パターンを明確に反映している。これらの建物は、その後のヨーロッパのユダヤ人コミュニティや宗教的な建物、墓地の原型となった。ShUMとは、ヘブライ語でSpeyer、Worms、Mainzの頭文字をとったものである。

(『世界遺産センター』HPより)

動画による紹介

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