文化遺産、文化的景観
資産名:
リュウゼツランの景観とテキーラ村の古式産業施設群
Agave Landscape and Ancient Industrial Facilities of Tequila
国名:メキシコ
登録年:2006年
登録基準:(ii)(iv)(v)(vi)
概要:
メキシコ中西部、テキーラ火山のふもとからリオ・グランデ川の渓谷の間にある346.58kmの地域には、蒸留酒テキーラの原料となるリュウゼツランの耕地が広がっています。この地域には、約2,000年以上前からリュウゼツランを原料として、発酵飲料や織物が作られ、メキシコの代表的な文化を形成しています。蒸留所の多くは干しレンガで造られ、バロック様式の装飾が特徴となっています。これらの蒸留所とリュウゼツランの栽培地が世界遺産の対象になっています。
テキーラ酒の原材料アオノリュウゼツランは、古くから発酵飲料や織物などの原料として用いられ、先住民文化を育みました。2〜9世紀にかけて栄えた先住民のテウチトラン文化のグアチモントネス遺跡なども世界遺産に登録されています。
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