2023年新規登録遺産 文化的景観

ザゴリの文化的景観

2023年10月1日

文化遺産、文化的景観
資産名:
ザゴリの文化的景観
Zagori Cultural Landscape
国名:ギリシア
登録年:2023年
登録基準:(v)
概要:
ギリシャ北西部の人里離れた田園風景の中に、ザゴロチョリアとして知られる小さな石造りの村が、ピンドゥス山脈北部の西斜面に沿って広がっている。これらの伝統的な村々は、プラタナスの木を含む中央広場を中心に組織され、地域コミュニティによって管理された神聖な森に囲まれているのが一般的で、山の地形に適応した伝統的な建築様式が見られる。村々を結ぶ石造りのアーチ橋、石畳の道、石造りの階段のネットワークは、ヴォイドマティス川流域のコミュニティをつなぐ政治的・社会的単位としてのシステムを形成している。(世界遺産センターHPより)

ザゴリの46ほどの村々は、1950年代に近代的な道路が開通するまで、山道と伝統的なアーチ型の石橋で結ばれていた。石造りのアーチ橋は、18世紀に外国人商人の寄付によって建設され、古い木造橋に取って代わったものである。

村は、大きな教会、プラタナスの木、公共の噴水があるメソチョリ(村の中心)とも呼ばれる中央広場を中心に建てられている。石畳の道と歩道が村の残りの部分を結んでいる。それぞれの地区には小さな教会がある。

ザゴリの広域には160以上のアーチ橋が建設され、その多くは今もなお、旅行者がこの地域の多くの川や小川を渡るのに役立っている。これらの橋の多くは、18世紀から19世紀にかけて、地元の名工たちによって地元の石を使って造られた。これらの橋は通常、ギリシャ語で「カマレス」と呼ばれる1つから3つのアーチを持つ。最も象徴的なもののひとつは、キポイ村の近くにあるプラキダスの3連アーチ橋で、カログリコとしても知られている。(Wikipediaより)

地図

世界遺産クイズ

1. 
ザゴリ地方の伝統的な村々は、何で結ばれていましたか?

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