文化遺産
遺産名:
タラゴナの遺跡群
Archaeological Ensemble of Tarraco
国名:スペイン
登録年:2000年
登録基準:(ii)(iii)
概要:
タラゴナは、スペインのカタルーニャ州にあり、古代ローマ時代に築かれた歴史の長い町でもあり、今でも水道橋や円形競技場などの遺跡が残り、世界遺産にも登録されている。
ローマ帝国の時代にはタッラコ(タラコ、Tarraco)と呼ばれ、ヒスパニア・タッラコネンシス属州の州都であった。5世紀に西ゴート王国の支配下に入った。8世紀始めにウマイヤ朝に征服され、町が破壊されたため、カタルーニャ地方の中心はバルセロナに移った。1118年にバルセロナ伯ラモン・バランゲー3世に征服され、再びキリスト教世界へと入った。ラモン・バランゲー3世は町を再建し、大司教座を置いた。以降はアラゴン王国の一部となった。タラゴナには、円形劇場、水道橋、凱旋門など多くのローマ時代の遺跡がある。(Wikipediaより)
ラス・ファレラス水道橋
フランコリ川から水を引く高架式水路。2層のアーチで、高さ27m、全長217m。「悪魔の橋」の異名を持つ。
円形劇場
1世紀に建造された。12世紀に建てられた教会が廃墟となって残っている。