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オーストリア スイス スロベニア ドイツ フランス 検定1級

アルプス山脈周辺の先史時代の掘立柱住居群

2021年11月1日

文化遺産
遺産名:
アルプス山脈周辺の先史時代の掘立柱住居群
Prehistoric Pile Dwellings around the Alps
国名:スイス、イタリア、ドイツ、フランス、オーストリア、スロベニア
登録年:2011年
登録基準:(iv)(v)
概要:
紀元前5000年頃から前500年頃までにアルプス山脈周辺で建設された杭上住居 (pile dwelling / stilt house) の遺跡群を対象とするUNESCOの世界遺産リスト登録物件で、スイス(56件)、イタリア(19件)、ドイツ(18件)、フランス(11件)、オーストリア(5件)、スロベニア(2件)の6か国111件の資産によって構成されている。2011年の第35回世界遺産委員会で登録された時点では、シュトルーヴェの測地弧(10か国)に次いで多くの国にまたがる世界遺産であった。また、この世界遺産は、スロベニアの世界遺産としては初の文化遺産登録となった。

杭上住居は高床式の住居の一種で、アルプス山脈周辺ではボーデン湖、ツーク湖、ガルダ湖などの湖やリュブリャナ湿原などの湿地に杭を立て、その上に住居が築かれた(杭上住居のうち、湖に建てられたものは「湖上住居」ともいう)。それらは氾濫などを避ける工夫ではあったのだが、長い間水没したまま忘れ去られていた。その存在が再び知られるようになったのは1853年から1854年にかけての冬季大旱魃がきっかけで、長い間水没していたことが、さまざまな遺構や遺物を良好な状況で保存しておくことにつながった。以下に見る構成資産のうち37%はいまなお完全に水没しており、30%は部分的に水没している。(Wikipediaより)

世界遺産クイズ

アルプス山脈周辺の先史時代の掘立柱住居群について、正しいものはどれか

関連動画へのリンク

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/1363

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