クロアチア 検定1級

ポレチュ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂の司教関連建造物群

2021年11月4日

文化遺産
遺産名:
ポレチュ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂の司教関連建造物群
Episcopal Complex of the Euphrasian Basilica in the Historic Centre of Poreč
国名:クロアチア
登録年:1997年
登録基準:(ii)(iii)(iv)
概要:
ポレッチはおよそ2,000年の歴史をもち、小さなスヴェチ・ニコラ島(聖ニコラオス島)によって海から港が守られている。市の人口およそ12,000人はほとんどが周辺に住み、ポレッチ地域全体の人口はおよそ17,000人になる。市の面積は139平方キロメートルで、ノヴィグラード(イタリア語名チッタノヴァ)近郊のミルナ川から南方のフンタナ(イタリア語名フォンターナ)とヴルサル(イタリア語名オルセーラ)まで伸びる37キロの長い海岸線を持つ。

3世紀、この場所は既に、初期キリスト教複合施設を持つキリスト教徒コミュニティーを抱えていた。パレンティウム司教であり殉教者の聖パレンティウムのマウルス(ポレッチの守護聖人)の聖遺物を持つバシリカが、5世紀にこの地に建てられた。

市の平面図は、今も古代ローマ帝国時代のカストルム構造(軍事拠点に建設された建物)を見せる。主要な通りはデクマヌス通り(Dekumanus)とカルド・マクシムス通り(Cardo Maximus)で、今も古代の原型をとどめる。マラフォル(Marafor)は、2つの神殿のくっついたローマ時代の広場である。高さ30メートル幅11メートルある神殿の一つは、紀元1世紀にローマ神話の神ネプトゥヌスを祀るため建てられた。

ロマネスク様式時代からある数軒の家が保存されており、ヴェネツィア時代の美しいゴシック様式邸宅が見られる。13世紀に建てられたゴシック様式のフランチェスコ会派教会は、18世紀にバロック様式に改装されてディエタ・イストリアーナ・ホールとなった。

エウフラシウス聖堂(Euphrasian Basilica)は、東ローマ帝国時代の4世紀に原型が建てられ、6世紀に再建された、ポレッチの最重要の史跡である。初期ビザンツ美術のモザイク画が保存されている。1997年にUNESCO世界遺産に登録された。 (Wikipediaより)

15271521339_c29fd9af7d_k
2831197142_7d35306806_k
15457936502_05b842dbc9_k
18836329295_9313bdcaa8_k
3757750741_160880aedd_o
4560219120_4b39707b97_h
15271729057_94ddaf654d_k
15457943812_c72b7847dc_k
15457951132_4de79ed670_k
18215716893_8a8c5289fd_k
previous arrow
next arrow
Shadow
(Flickrより)

関連動画へのリンク

エウフラシウス聖堂のエピスコパルコンプレックス...(ユネスコ/ NHK)

世界遺産クイズ

ポレチュ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂の司教関連建造物群について、正しいものはどれか

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/809

-クロアチア, 検定1級
-,