文化遺産
遺産名:
シベニクの聖ヤコブ大聖堂
The Cathedral of St James in Šibenik
国名:クロアチア
登録年:2000年
登録基準:(i)(ii)(iv)
概要:
シベニクの聖ヤコブ大聖堂はクロアチアのシベニクにあるカトリックの大聖堂であり、シベニク司教座がおかれている。大聖堂は2000年にユネスコの世界遺産に登録された。レンガや木の補助を全く使わず建てられた石造建築の教会としては、世界で一番大きい。
1441年、市の大評議会 が巨匠ジョルジョ・オルシーニに仕事を委嘱した。彼は身廊と後陣を加えて大聖堂を拡大し、丸天井を載せる準備を整えた。1475年から1536年の間に、造営作業はトスカーナの巨匠、ニッコロ・ディ・ジョヴァンニ・フィオレンティーノが指揮をとった。彼はルネサンス様式で建築を継続し、丸天井、聖ミカエル、聖ヤコブ、聖マルコの像などの外部の彫刻、さらに屋根とファサードの上部を完成させた。彼はまた、the triforias (平行廊) をつくり、司祭館と祭壇の造営にも携わった。彼が1505年に死んだ後、造営は他のヴェネツィア人と地元の職人の集団によって最終的に完成させられた。大聖堂は公式には1555年に献堂された。
教会のドームは、ユーゴスラビア人民軍の支援を受けたセルビア人部隊による1991年9月のシベニク砲撃の間に大規模に破壊された。しかし数年で、外観は速やかにほとんど損傷のない状態に修復された。(Wikipediaより)
関連動画へのリンク
The Cathedral of St James in Šibenik (UNESCO/NHK)
世界遺産クイズ
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/963