アルコバサの修道院 , Flickr

ポルトガル 重要遺産

アルコバサの修道院

2021年11月11日

文化遺産
遺産名:
アルコバサの修道院
Monastery of Alcobaça
国名:ポルトガル
登録年:1989年
登録基準:(i)(iv)
概要:
アルコバサ修道院(Mosteiro de Alcobaça)は、ポルトガル中部レイリーア県アルコバサにあるシトー会修道院。正式名称はMosteiro de Santa Maria de Alcobaça(サンタ・マリーア・ディ・アルコバーサ修道院)、またReal Abadia de Santa Maria de Alcobaça(王立サンタ・マリーア・デ・アルコバーサ大修道院)とも呼ばれる。ポルトガル最古のゴシック様式をもつ教会をはじめ中世の建築群がそのまま残り、1989年、ユネスコの世界遺産に登録された。アルコバサ修道院とも表記する。

ポルトガル初代国王アフォンソ・エンリケス1世の所願により、1178年に建築が始められた。フランスのシトー派聖ベルナール)の影響を強く受けている。修道院の正面ファサードは18世紀に改築されたバロック様式だが、内部はゴシック様式が残り、強い精神性を感じさせる。南の翼廊にはポルトガル文学で悲恋が歌われるペドロ1世と愛妾イネスの墓が並んでいる。ペドロ1世の妻の侍女であったイネスは、ペドロ1世とイネスとの恋に反対するアフォンソ4世の命で暗殺され、二人の恋は実らなかった。墓を飾る美しいゴシック様式の彫刻は、人間の運命、死、そしてキリスト教徒の望み、永遠の命を象徴しているとされる。(Wikipediaより)

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