ノートル・ダム大聖堂, Flickr

フランス 検定1級

ランスのノートル・ダム大聖堂、サン・レミ旧修道院、トー宮

2021年11月11日

文化遺産
遺産名:
ランスのノートル・ダム大聖堂、サン・レミ旧修道院、トー宮
Cathedral of Notre-Dame, Former Abbey of Saint-Rémi and Palace of Tau, Reims
国名:フランス
登録年:1991年
登録基準:(i)(ii)(vi)
概要:
ランスは、人口は約18万人規模の都市であり、フランスでは12番目に大きい。 かつてフランス歴代国王の聖別戴冠式が行われた「ノートルダム大聖堂」が所在する。「戴冠の都市(la cité des sacres)」または「王たちの都市(la cité des rois)」とも呼ばれる。

ランスのノートル・ダム大聖堂は、496年にフランク王国の国王クロヴィスがランス司教レミギウスにキリスト教改宗の洗礼を受けたことから、歴代フランス国王の戴冠式が行われた歴史を持つ。シャルトル大聖堂アミアン大聖堂と並び、フランス国内におけるゴシック様式の傑作の一つと称される。

1210年に火災で消失した教会の代わりとして、1211年5月6日に建造が開始され、内陣のある東側部分から着工された。1233年から1236年には、建造資金源として課された重税に苦しんだランス市民によって、大聖堂の工事を率いる高位聖職者に対する反乱が起こされたが、内陣は13世紀半ばに完成され、13世紀末には西側部分以外の大部分が完成した。その後、百年戦争中の1359年から1360年の間に英国によって包囲されるなどで、一時作業が中断したが、14世紀には未完成だった西側も完成した。ただし、ファサード部は建設が遅れ、2つの鐘塔は南側が1445年、北側が1475年にようやく完成を見た。また、百年戦争の英雄であるジャンヌ・ダルクはシャルル7世とともにランス大聖堂を訪れ、シャルル7世の戴冠をアシストした。

サン=レミ聖堂は、1000年頃に建造されたバシリカ式教会堂である。この教会の名は、クロヴィスの洗礼を行った大司教レミギウスに由来し、その聖遺物(遺体)が安置されている。この教会は1049年にローマ教皇レオ9世によって聖レミに捧げられた。

トー宮殿は、1498年から1509年に建造された大司教の館。名前はギリシャ文字のτ(タウ)から付けられたものであり、平面図がT字型をしていたことにちなんでいる。ノートルダム大聖堂に隣接し、国王の戴冠式の際には期間中の国王の御座所としても使われた。

(Wikipediaより)

ランスのハイキング・ルート

24692202437_b650a22468_k
48825451747_90c41807be_o
48640426516_bf2b19c6b0_k
48180566211_ee250dbac8_k
33389412763_674d33d455_k
5052026081_b32a9402ed_k
48347614211_35a7dc63ae_k
Reims
9265154165_13a952438c_k
Reims
previous arrow
next arrow
Shadow

(Flickrより)

世界遺産クイズ

ランスのノートル・ダム大聖堂、サン・レミ旧修道院、トー宮について、正しいものはどれか

関連動画へのリンク

ノートル・ダム大聖堂

ランスのノートル・ダム大聖堂での戴冠式:シャルル7世とジャンヌ・ダルク(映画の一シーン)

ランスと言えばジャンヌ・ダルク / Jeanne d’Arc

-フランス, 検定1級
-