Kloster Studenica, Flickr

セルビア 検定1級

ストゥデニツァ修道院

2021年11月12日

文化遺産
遺産名:
ストゥデニツァ修道院
Studenica Monastery
国名:セルビア
登録年:1986年
登録基準:(i)(ii)(iv)(vi)
概要:
ストゥデニツァ修道院は、セルビア中央部、クラリェヴォ(Kraljevo)の南西39 km に位置するセルビア正教会の修道院で、セルビア正教会の修道院としては最大級のものである。

この修道院は中世セルビア王国の建国者であるステファン・ネマニャ1190年に設立したものである。ストゥデニツァ修道院は、その後もネマニャ朝の歴代の王たちからの厚遇を享受した。修道院は城壁で囲まれ、生神女聖堂「王の聖堂」という、ともに白い大理石でできた二つの付属聖堂を擁している。

ストゥデニツァの芸術的な到達点は生神女聖堂のナルテクス(拝廊)とエクソナルテクスとの内側にある4つのポルタイユ、とくに西側のそれに結実している。生神女聖堂には見事なフレスコ画が残っているが、その作成は13世紀最初の10年間のことだった。当初のフレスコ画は部分的にならば聖餐台の辺り、ドーム下、西壁、身廊のthe lower registersに今でも残っている。最高傑作とされるのは1209年に青い背景に描かれた「ハリストスの磔刑」で、セルビア美術の一つの極点ともいえる。

ハリストスの磔刑 (Wikipedia)

この修道院は何よりも13世紀から14世紀にかけてのビザンティン美術の精華と見なしうる美しいフレスコ画群の存在で知られており、1986年にユネスコの世界遺産リストに登録された。

7471224750_39a7b4904d_o
2440990153_dd7b6a632f_o
2441819522_2a0b91209b_o
7471274600_4db1e7f7fa_o
15457839806_c8e11a9bcd_k
16577369616_29ec4488d7_o
16733882383_f13ffe6174_k
33231295155_4d8dad554c_k
39432459822_51e13915a3_o
46656851854_ad2cb7b1be_k
49200847416_0f01e3875b_o
previous arrow
next arrow
Shadow
(Flickrより)

関連動画へのリンク

ストゥデニツァ修道院(ユネスコ/ NHK)

世界遺産クイズ

ストゥデニツァ修道院の説明として、正しいものはどれか

-セルビア, 検定1級
-