文化遺産
遺産名:
トゥルネーのノートル・ダム大聖堂
Notre-Dame Cathedral in Tournai
国名:ベルギー
登録年:2000年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
トゥルネーのノートルダム大聖堂は、ベルギーにあるユネスコ世界遺産のひとつ。全長134メートル、翼廊の幅66メートルで、高さ83メートルを筆頭とする5つの塔がそびえるこの大聖堂は、西洋建築の美しさを見せ付けてくれるベルギーの代表的な建築物のひとつである。
この大聖堂の建築を後押しした時代背景としては、当時のノートルダム信仰の進展やトゥルネー市の繁栄などを挙げることが出来る。同時に、トゥルネー司教区をノワイヨン司教区から分離独立させる動きを促進させようとする動機があった可能性も指摘されている。
この大聖堂は1171年5月9日に献堂され、その大部分が現存している。ただ、内陣だけはゴシック様式のものに建て替えるために13世紀に破壊された。この後期ゴシック様式で建造された内陣はアミアン大聖堂やソワソン大聖堂から直接的に触発されたものであり、ロマネスク様式の身廊および翼廊の長さとほぼ同じ長さを持つ。
(Wikipediaより)