古教会, Flickr

フィンランド 検定1級

ペタヤヴェシの古教会

2021年11月14日

文化遺産
遺産名:
ペタヤヴェシの古教会
Petäjävesi Old Church
国名:フィンランド
登録年:1994年
登録基準:(Iv)
概要:
ペタヤヴェシの古教会は、ユネスコの世界遺産に登録されているフィンランドの木造教会。フィンランド中西部の町ペタヤヴェシにあり、ユヴァスキュラの31km西に当たる。この教会は地元の棟梁ヤーコ・レッパネンによって、1763年から1765年にかけて建てられたもので、白いギリシャ十字形の土台に八角形の丸天井が載っている。全体の建材にはが使われており、中世以来の伝統に従って屋根の内側に少々赤いオークルの色がついている。屋根にはこの建築に携わった大工たちのイニシャルが刻まれている。1821年、当時の小さな礼拝堂に、部材を横に組んで壁にする校倉造りによる外壁と、魚のうろこ状の木片が並べられた板葺き寄棟造りの屋根を施し、現在見られるギリシャ十字形の教会になった。

1821年に、棟梁の孫エルッキ・レッパネンが、上部が張り出して渡り廊下になっている木造の鐘楼と、東側の聖具室を付け加えて、現在につながる教会を完成させた。この時に窓も大きくされた。教会と鐘楼は三角形のタイルで覆われた。

内部には聖クリストフの古い彫像に支えられた素晴らしい説教壇があり、素朴な美しさを持つ四人の使徒やたくさんの天使たちの木像が彫り込まれている。身廊の向かい側には聖歌台があるが、この教会にオルガンが置かれたことはなかった。祭壇の後ろにはカール・フレデリック・ブロム (Carl Frederic Blom) 作の絵画『聖なる堅信』や、モーゼとマルティン・ルターの肖像画が吊るされている。

教会内の説教壇と祭壇, Flickr

(Wikipediaより)

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(Flickrより)

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