文化遺産
遺産名:
リートフェルト設計のシュレーダー邸
Rietveld Schröderhuis (Rietveld Schröder House)
国名:オランダ
登録年:2000年
登録基準:(i)(ii)
概要:
リートフェルトのシュレーダー邸は、オランダのユトレヒト市内にあり、1924年に、オランダ人建築家ヘリット・リートフェルトによって設計された住宅である。デ・ステイル建築(20世紀初頭オランダで起こった、造形の純粋性を追求する芸術運動)を代表する作品で、世界遺産に登録されている。
夫を亡くしたシュレーダー夫人と3人の子供たちのために建てられた。モンドリアンの抽象画を建築化したかのような外観で、白・灰の面と黒・赤・黄・青の線によって構成されている。これは1917年に発表された「赤と青のいす」の造形原理を発展させたものである。
鉄筋コンクリート造では高価になるため、壁を漆喰塗りの煉瓦造とし、床と屋根は木造である。補助材としてI型鋼とコンクリート(バルコニー部分)が使われている。シュレーダー夫人は1985年に亡くなるまで、この邸宅で生活を送った。現在では、Bertus Mulderによって修復が行われ、ミュージアムとして訪問者のために開放されている。
(Wikipediaより)
関連動画へのリンク
RietveldSchröderhuis(RietveldSchröderHouse)(ユネスコ/ NHK)
世界遺産クイズ
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/965