文化遺産
遺産名:
バンスカー・シチアウニツァの鉱山都市と近隣の技術遺産
Historic Town of Banská Štiavnica and the Technical Monuments in its Vicinity
国名:スロバキア
登録年:1993年
登録基準:(iv)(v)
概要:
中世からハンガリー王国における金、銀の鉱山の町として、14世紀の地震の被害や、トルコとの戦いの前線の街であったことなどの歴史をもつが、鉱山の町として繁栄した。
1627年には火薬による採掘がはじめて行われ、1762年にはマリア・テレジアによってヨーロッパ初の鉱山学校がこの地に設立された。鉱業生産は18世紀の半ばに最盛期を迎え、1782年には4万人ほどの人口のハンガリー王国で3番目の都市となった。
19世紀の後半から鉱業生産は衰退を始めた。第一次世界大戦後、チェコスロヴァキアがオーストリア・ハンガリー帝国から分離すると、鉱山学校もハンガリーのショプロンに移り、その歴史はハンガリーのミシュコルツ大学に引き継がれている。
(Wikipediaより)