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メキシコ 検定1級

ソチカルコの古代遺跡地帯

2021年11月16日

文化遺産
遺産名:
ソチカルコの古代遺跡地帯
Archaeological Monuments Zone of Xochicalco
国名:メキシコ
登録年:1999年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
ソチカルコは、メキシコのモレロス州にある先コロンブス期の遺跡。古典期後期(650年-900年)に繁栄した。中央メキシコ以外にマヤなど他の文明の影響が見られる。保存状態が非常によく、アステカ以前の中央メキシコの文明を知るための重要な遺跡である。

ソチカルコとはナワトル語で「花の家のある場所」を意味し、ソチカルコを代表する建造物である羽毛の蛇(ケツァルコアトル)の神殿が華やかに装飾されていることにちなむ。ソチカルコ遺跡はモレロス州都クエルナバカの南西の丘の頂上と斜面に位置している。丘は周辺から120メートルほど高くなっており、漆喰で造られた擁壁によって、遺跡全体が巨大なピラミッドのように見える

ソチカルコは古典期後期(Epiclassic, 650年-900年ごろ)に中央メキシコの主要な都市のひとつとして栄えた。同時期に栄えたほかの都市にカカシュトラやテオテナンゴがある。当時はテオティワカンが衰え、中央メキシコに権力の空白が生じた不安定な時代だった。ソチカルコの立つ丘の周辺には外敵から自衛するために城壁や堀を築いていた。盛期には10000人から15000人の人口があった。

ソチカルコで最大の建築物である大ピラミッドは、2つの日付を刻んだ石碑のある広場の上に建っている。もっとも有名な建造物は、羽毛の蛇の神殿と呼ばれ、タルー・タブレロ様式で造られた基部の上に神殿(下部のみ残る)が建っている。神殿と基部は豪華なレリーフで覆われている。タルー・タブレロのタルーの部分に8匹の羽毛の蛇がうねる様子が描かれており、これが建物の名称の由来になっている。人物の絵は耳輪、首飾り、大きな頭飾りをつけたマヤの様式で描かれている。突き出したタブレロ部分にはソチカルコによって征服された30の都市と思われるものが記されている。神殿にも軍事的な主題の絵が描かれている。

(Wikipediaより)

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(Flickrより)

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