文化遺産
遺産名:
パドレ・テンブレケ水利施設の水道橋
Aqueduct of Padre Tembleque Hydraulic System
国名:メキシコ
登録年:2015年
登録基準:(i)ii)(iv)
概要:
パドレ・テンブレケ水道橋は、メキシコのメヒコ州とイダルゴ州に残る16世紀の水道橋で、フランシスコ会士のフランシスコ・デ・テンブレケの指導で17年を費やして建造された。アドベ(日干しレンガ)も駆使したこの水道橋は、最も高いところでは38 mにもなり、ヨーロッパの水利技術の蓄積と、アメリカ大陸先住民の文化との優れた融合として、2015年の第39回世界遺産委員会でUNESCOの世界遺産リストに登録された(登録名は「パドレ・テンブレケ水道橋の水利システム」)。パドレは「神父」の意味であり、テンブレケ神父の水道橋とも表記される。
テペヤワルコ峡谷付近のモルタルも使った石造建築の水道橋は、その高さ 39.65 m(アーチ部分の高さ 33.84 m)で、アーチを重ねていない一層構造の水道橋としては、過去最高のものとなった。
(Wikipediaより)
(Flickrより)