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インド 検定1級

ファテープル・シークリー

2021年11月20日

文化遺産
遺産名:
ファテープル・シークリー
Fatehpur Sikri
国名:インド
登録年:1986年
登録基準:(ii)(iii)(iv)
概要:
ファテープル・シークリーは、インドのウッタル・プラデーシュ州アーグラ約40km西に位置する、ムガル帝国第3代皇帝アクバルによって建設された都市

当時アクバルは跡継ぎに恵まれなかったが、この地に住むイスラーム教の聖者サリーム・チシュティーを訪ね、世継ぎの問題について相談したところ、息子を授かるだろうとの予言を授けられた。そのおかげで王子サリーム(のちのジャハーンギール)が誕生し、記念としてここに新たな都を造り、アーグラから遷都した。しかし、慢性的な水不足と猛暑のため、わずか14年間(1571年~1585年)しか使用されず、新都ラホールに遷都され、廃墟となった。

遺産名「ファテープル・シークリー」とは勝利の都シークリーという意味である。勝利の都と名づけられたのは、当時、アクバルがグジャラート地方での戦いに勝利したためである。

台地の上に建設されており、直行するグリッドに則した幾何学的な都市計画が実施されており、その中心部は、宮廷地区とモスク地区とに分けられている。ほとんどの建築物が赤砂岩によって建設された、土着の建築文化とイスラーム建築の融合がなされた都市遺跡である。

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(Wikipediaより)

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