ブラジル 世界遺産100選 文化的景観 検定2級

リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観

2021年4月11日

文化遺産
資産名:
リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観
Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea
国名:ブラジル
登録年:2012年
登録基準:(v)(vi)
概要:
リオ・デ・ジャネイロは、ブラジル南東部に位置する人口600万人以上の国内第二位の大都市である。1960年にブラジリアに遷都するまで、ブラジルの首都だった。カリオカとは、リオ・デ・ジャネイロの市民と出身者をさす言葉。1,000m級の山々から大西洋の海岸に至るまでの自然が都市開発に取り入れられ、独特の都市景観を作り出している。登録遺産には、コルコバードの丘に立つ高さ40mのキリスト像植物園グアナバラ周辺の丘陵地帯コパカバーナの海岸線などが含まれている。

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登録資産

コルコバードのキリスト像

リオデジャネイロのコルコバードの丘にある巨大なキリストの像。1922年のブラジル独立100周年を記念して、1922年から1931年にかけて建設された。高さ39.6メートル(内台座の高さが9.5メートル)、左右30メートルであり、635トンの重量がある。その中は、150人程が入れる礼拝堂になっている。クリスチャン人口が80%を超えるブラジルのキリスト教のシンボルで、リオデジャネイロとブラジルの象徴になった。

コルコバードのキリスト像 (Marcos Henrique Esteves da Silva, Flickr) 

コパカバーナの海岸線

ブラジルのリオデジャネイロ市南東部に位置するリゾート地。大西洋に面している。レーミからコパカバーナ要塞までの、全長約4キロメートルにわたる白い砂浜のビーチは世界的に知られ、コパカバーナ海岸、コパカバーナビーチとも呼ばれる。弓なりに続く海岸沿いにはモザイクが施された遊歩道が延び、ビーチに面したアトランティカ大通りにはホテルやブティック、レストランなどが建ち並ぶ。また、リオネジャネイロの高級住宅地としての一面もあり、数々の成功者達が挙って住む場所でもある。

コパカバーナの海岸線 (Aubrey Stoll, Flickr)

カーニバル

ポルトガル語でカルナヴァル(Carnaval)。カトリックの謝肉祭のことで、カーニバル自体は世界各国のカトリック文化圏で行われている他、ブラジル各地でも行われている。もともとはポルトガルの謝肉祭・エントルードがブラジルに渡ったものであるといわれる。リオのカーニバルは派手で規模が大きいので特に有名で、開催時期は世界各国からの観光客を集める。復活祭(イースター)を基準に太陰暦で日程を決めるため毎年開催日程は変動するが、だいたい2月の中旬から下旬になることが多い。

リオのカーニヴァル (Jillian, Flickr)

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関連動画へのリンク

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