バリの文化的景観：バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」

文化遺産
遺産名：
バリの文化的景観：バリ・ヒンドゥー哲学トリ・ヒタ・カラナを表す水利システム「スバック」
Cultural Landscape of Bali Province: the Subak System as a Manifestation of the Tri Hita Karana Philosophy
国名：インドネシア
登録年：2012年
登録基準：(ii)(iii)(v)(vi)
概要：
バリの土着の信仰やヒンドゥー教、インド仏教などが習合した、バリ・ヒンドゥーの哲学である「トリ・ヒタ・カラナ」に基づく文化的景観。5つの棚田の景観や灌漑施設、水利システム「スバック」を司る寺院などが登録されている。「トリ・ヒタ・カラナ」とは、サンスクリット語の「トリ」、「ヒタ」（安全、繁栄、喜び）、「カラナ」（理由）に由来し、神と人、人と人、人と自然という三者の調和を重視するバリ・ヒンドゥーの哲学である。