文化遺産
遺産名:
ジェンネの旧市街
Old Towns of Djenné
国名:マリ
登録年:1988年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
ニジェール川とその支流のバニ川に挟まれた内陸のデルタ地帯に広がるジェンネは、遊牧民と定住民の橋渡しとなる都市であり、サハラ交易の要衝となっていた。またアフリカにおけるイスラム教布教で重要な役割を果たしてきた。旧市街には、日干しレンガの土台に泥を塗って仕上げるスーダン様式の家々が軒を連ね、中心には高さ11mの大モスクがそびえる。世界遺産登録によって保護が義務付けられているにもかかわらず、セメント製の住居が増え、古い町並みを変質させつつある。そのため、2016年、危機遺産に登録された。
Photo by Gabriel_T, Patrick Smith, poeteke, Markus Stöcklin, Sergio Montanari, Gozilah52 from Flickr
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