文化遺産
資産名:
普洱の景邁山古茶林の文化的景観
Cultural Landscape of Old Tea Forests of the Jingmai Mountain in Pu’er
国名:中国
登録年:2023年
登録基準:(iii)(v)
概要:
中国南西部の景米山に位置するこの文化的景観は、10世紀に始まった習慣に従って、ブラン族とダイ族が1000年以上かけて発展させたものである。この土地は、森林と茶畑に囲まれた古い茶畑の中の伝統的な村落からなる茶の生産地である。古茶樹の伝統的な下層部栽培は、山の生態系と亜熱帯モンスーン気候の特殊な条件に対応する方法であり、地元の先住民コミュニティが維持する統治システムと組み合わされている。伝統的な儀式や祭りは、茶畑や地元の動植物に精霊が宿っているという茶祖信仰に関連しており、この文化的伝統の中核をなす信仰である。(世界遺産センターHPより)
プーアル茶(繁体字中国語: 普洱茶)は中華人民共和国雲南省南部及び南西部を原産地とする中国茶(黒茶)の一種。生茶と熟茶の2種類がある。加熱によって酸化発酵を緩めた緑茶を、コウジ菌で発酵させる「熟茶」と、経年により熟成させた「生茶」に大別される。但し、雲南省においては旧来の考え方が残り普洱茶と言えば「生茶」を好む向きもある。「熟茶」と「生茶」で比較するならば、いわゆる大手の飲料メーカーが買いつけるのは基本的に色のよく出る「熟茶」であり、そのため「熟茶」を輸出用と考える人もいる。香港・台湾では「熟茶」の需要も多く、日本でも普洱茶の知名度の広がりによって両者を選んで買う消費者も増えてきている。(Wikipediaより)