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ヨルサファナの考古学的遺跡:ヨルサファナの入 植地とカシポラ・クリークの墓地

2023年10月1日

文化遺産
資産名:
ヨルサファナの考古学的遺跡:ヨルサファナの入 植地とカシポラ・クリークの墓地
Jodensavanne Archaeological Site: Jodensavanne Settlement and Cassipora Creek Cemetery
国名:スリナム
登録年:2023年
登録基準:(iii)
概要:
スリナム北部のヨルサファナ遺跡は、スリナム川沿いの鬱蒼とした森に位置し、新大陸における初期のユダヤ人入植の試みを示す連続的な遺跡である。1680年代に設立されたヨルサファナ集落には、墓地、船着き場、軍事拠点とともに、アメリカ大陸最古の建築学的に重要なシナゴーグとされる遺跡がある。カシポラ・クリーク墓地は、1650年代に設立された古い入植地の名残である。先住民のテリトリーの中に位置するこの入植地には、アフリカ系の自由民や奴隷とともにユダヤ人が住み、所有し、統治していた。この入植地は、近世ユダヤ人の世界では最も広範な特権と免除の取り決めを持っていた。(世界遺産センターHPより)

ヨルサファナ遺跡は、17世紀半ばにヨーロッパ本土でのスペインの異端審問から逃れてきたセファルディ系ユダヤ人が定住した場所である。イギリス人(後にオランダ人)の入植者たちは、このユダヤ人集団がスリナム川沿いの土地に定住し、所有することを奨励した。1665年、彼らはカシポラ・クリーク近くの土地に定住し、シナゴーグを建て、墓地を造成した。その後まもなく、共同体はスリナム川を見下ろす丘に移り住み、後に半球最大のユダヤ人入植地となるヨルサファナの集落が設立された。しかし、19世紀になると、サトウキビ産業の衰退により、ジョデンサバンヌにルーツを持つユダヤ人のほとんどは首都パラマリボに移住した。1832年の大火の後、集落は放棄されることになった。(World Monuments FundのHPより)

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