文化遺産
遺産名:
エピダウロスにあるアスクレピオスの聖域
Sanctuary of Asklepios at Epidaurus
国名:ギリシャ
登録年:1988年
登録基準:(i)(ii)(iii)(iv)(vi)
概要:
エピダウロスは、ギリシア神話の名医アスクレピオスゆかりの聖地とされる。アスクレピオスを祀った聖域の遺跡には、古代の劇場が美しい形で残っていることで知られ、「エピダウロスの考古遺跡」として世界遺産に登録されている。この遺跡を単に「エピダウロス」と呼ぶこともあるが、遺跡は港町エピダウロスからは8km離れた郊外にある。エピダウロスには、紀元前390年頃建築家テオドロスによって建てられたアスクレピオス神殿がある。(Wikipediaより)
Photo by Paul Watson, Eva Wilhelm, cathrynsymons, sandromars, Rex Harris, Thomas Mähr, faun070 from Flickr
古代ギリシアのエピダウロス
伝承によれば、アポロの息子で名医のアスクレピオスが生まれた場所であるとされる。もともとこの地域ではアポロ・マレアタス (Apollo Maleatas) (アポロと英雄マレアタスが習合された神格)が崇拝されており、丘の上の神殿もアポロ・マレアタスに捧げられたものであった。
エピダウロスのアスクレペイオン(アスクレピオスの聖域)は、古典期のギリシャ世界においてもっとも祝福された医療の中心地となり、多くの病者たちが治癒を祈って集まった。正しい治療を見つけるために、患者たちは enkoimeteria という大きな寝室で一夜を過ごした。夢の中に神があらわれ、患者が病気を治すために何をすればよいのかを告げるという。
アスクレペイオンはエピダウロスに繁栄をもたらし、紀元前4世紀~紀元前3世紀には、記念的建築物の建設や拡張など、野心的な建築計画が実施されている。名高い野外劇場や、儀式を行う際の宴会場、浴場、競技場などである。
(Wikipediaより)
主な構成資産
古代劇場
考古学博物館
アバトン(列柱)
アスクレピオス神殿跡
関連動画へのリンク
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UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/491