文化遺産
遺産名:
スクーグスシルコゴーデンの森林墓地
Skogskyrkogården
国名:スウェーデン
登録年:1994年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
スコーグスシュルコゴーデンは、スウェーデンの首都ストックホルム郊外にある共同墓地。設計コンセプトと造形には、ナショナル・ロマンティシズムから北欧新古典主義を経て、成熟した近代建築へと到達した同国の建築潮流の変遷が反映されている。スコーグスシュルコゴーデンは、ストックホルム南部のEnskedeを敷地として、1914年から1915年にかけて行われた新しい墓地の設計コンペ「ストックホルム南墓地国際コンペティション」の結果として生まれた。同国ではじめて火葬を前提とした葬祭場と墓地が計画されたことでも知られている。当時まだ無名であった若き建築家グンナール・アスプルンド、シーグルド・レヴェレンツの協同応募案が1等に選ばれ、2人が設計者として指名された。特に、進歩主義が全盛時代だった20世紀前半において、自然の一部として生きるべき人間の摂理を表現した(北欧人にとって精神的な故郷といえる「森」へ還って行く人間の運命を、直感的に悟らせるような建築表現を実現した)建築作品として、現代の環境問題を先取りするかのような意識の次元にいち早く到達したことが高く評価できる。(Wikipediaより)
Photo by Tommi Paulzon New, Neo, spoonfulofmint, Thomas Huston from Flickr
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