文化遺産
遺産名:
ストラスブール:グラン・ディルからヌースタットのヨーロッパ的都市景観
Strasbourg, Grande-Île and Neustadt
国名:フランス
登録年:1988年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
ストラスブールのグラン・ディルは北フランスの都市ストラスブールの一区域で、歴史的に中心市街が栄えた区域である。アルザス地域圏の中心地でありドイツに隣接しているストラスブールは、フランス以外のヨーロッパ文化の影響が強く見られ、グラン・ディルの町並みもラインラントの田園的な雰囲気とパリの雰囲気が融合した外見が特徴となっている。ストラスブールの市内にはイル川が流れている。イル川は市内で大きく2つに分岐した後、市外へ出る前に再び合流する。この結果、市内には分岐したイル川に囲まれた島状の区域が存在する。これが「グラン・ディル」である。(Wikipediaより)
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主な構成資産
グランディル Grande Île
グラン・ディル(フランス語: Grande Île)は北フランスの都市ストラスブールの一区域で、歴史的に中心市街が栄えた区域である。イル川の二つの運河にはさまれた島状の地域である。グラン・ディルの中心部には、クレベール広場(Place Kléber)がある。その南にはノートルダム大聖堂がある。この聖堂は15世紀のゴシック建築で、世界で4番目に高い教会である。島の西端にはプティット・フランスと呼ばれる美しい景観の地区があり、人気の観光スポットになっている。
ノートルダム大聖堂
ストラスブールのノートルダム大聖堂は、砂岩の外壁を特徴とする高さ142メートルの大聖堂である。現存する大聖堂は1176年から1439年に建造されたゴシック建築の傑作だが、建造当初のロマネスク様式も一部に残っている。建造当時はフランスで最も高い大聖堂だったが、のちにルーアン大聖堂に追い抜かれた。
プティット・フランス
プティット フランスは、石畳の通り、運河、そして 1572 年建設のメゾン デ タヌールのようなよく保存されたハーフティンバー様式の家で知られる、活気ある観光の中心地です。屋根付きの橋であり、ダムでもある 17 世紀のヴォーバンダムのテラスからは、パノラマビューを楽しめます。アルザス料理のレストランがあちこちにあり、グランリュとその周辺の店では衣料品のほか、陶器、ワイン、特産の紅茶などのお土産を販売しています。
クレベール広場
ジャン=バチスト・クレベールの像が立つ広場。クリスマスシーズンには、30mの巨大なクリスマスツリーが近隣の山から切り出され、広場の南西部に飾られる。その下では、貧しい子ども達へのチャリティバザールが開かれる。ここには、クリスマス期間中、「クリスマス市」( Marché de Noël )が立つ。
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