ギリシャ 重要遺産

オリンピアの考古遺跡

2021年10月29日

文化遺産

遺産名:
オリンピアの考古遺跡
Archaeological Site of Olympia
国名:ギリシャ
登録年:1989年
登録基準:(i)(ii)(iii)(iv)(vi)
概要:
オリンピアはギリシアのペロポネソス半島西部に位置する古代ギリシアの都市である。古代オリンピックが行われた場所であり、現在も数多くの遺跡が存在する。1989年世界遺産に登録された。古代オリンピックの始まりは紀元前8世紀にまでさかのぼる。伝染病の蔓延に困ったエリス王イフィトスが争いをやめ競技会を復活せよと言うアポロンの啓示を受けた事に由来すると伝えられている。これがゼウスへの奉納競技の始まりで1000年以上、293回に渡って行われたが、394年にローマ帝国皇帝テオドシウス1世の異教神殿破壊令により廃止された。

遺跡の中心には、ドーリア式神殿の代表作で、紀元前470〜前457年に完成した、高さ20mのゼウス神殿が建つ。建物の多くは6世紀の地震で倒壊した。

関連動画へのリンク

世界遺産クイズ

オリンピアについて、正しくないものはどれか?

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/517

-ギリシャ, 重要遺産
-