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ギリシャ 検定1級

エゲの考古遺跡

2021年11月3日

文化遺産
遺産名:
エゲの考古遺跡
Archaeological Site of Aigai (modern name Vergina)
国名:ギリシャ
登録年:1996年
登録基準:(i)(iii)
概要:
1977年に町の近傍の遺跡で発見された墳墓が、ギリシャの考古学者マノリス・アンドロニコスにより、アレクサンドロス大王の父であるピリッポス2世の墓であると主張されたことで有名となった。事の真偽はいまだ明らかとなっていないが、エゲの遺跡が考古学上重要な位置を占めていることは確かである。

遺跡の出土品から、エゲの地に人が定住し始めたのは紀元前11世紀末頃からと推測されている。その当時の墳墓の副葬品からは南ギリシャとの交流が盛んだったことが読み取れる。紀元前650年頃に誕生したマケドニア王国の最初の根拠地としてエゲは建設された。伝説によれば、マケドニア王家の始祖ペルディッカス1世は、デルフォイの神託に従って山羊の群れに導かれてこの地に至ったことから、王都の名を山羊(古代ギリシア語でアイゴス)にちなんでエゲ(アイガイ)と名付けたという。

世界遺産クイズ

エゲの考古遺跡について、正しいものはどれか

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/780

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