文化遺産
遺産名:
ルクセンブルク市の旧市街と要塞
City of Luxembourg: its Old Quarters and Fortifications
国名:ルクセンブルク
登録年:1994年
登録基準:(iv)
概要:
ルクセンブルク市は、ルクセンブルク大公国の首都である。人口は90,000人(2009年)。アルデンヌの高地にあり、標高はおよそ500m。ペトリュス川がモーゼル川の支流のアルゼット川に合流する所に位置する。ブリュッセルから188km、ケルンからは190km。ルクセンブルク市は963年、ジーゲフロイト伯が岩山ボックフェルゼンに築いた山城であるルキンブルク(小さな城の意)からその歴史が始まっている。ジーゲフロイトは西フランク王国のルイ2世の孫で、神聖ローマ皇帝オットー1世の姻戚であった。
世界屈指の金融市場を有する富裕な都市の1つであるが、市内には高層ビルも富裕層が買い物をする高級ショップ街もない。中心部にはノートルダム大聖堂および市庁舎がある。副都心のキルヒベルクには欧州司法裁判所、欧州投資銀行等の欧州連合の機関、ルクセンブルク大学、ラジオ・ルクセンブルクなどが存在する。16世紀のスペイン統治時代に建造された大公宮殿には、イスパノ・モレスク様式の浮き彫りが施されている。(Wikipediaより)
主な構成資産
ノートルダム大聖堂
ルクセンブルク市にある教会。尖塔が印象的であるとされ、ルネサンス様式やバロック様式、イスパノ・モレスク様式などの複数の様式が併存する点も特徴である。