文化遺産
遺産名:
タリンの歴史地区
Historic Centre (Old Town) of Tallinn
国名:エストニア
登録年:1997年
登録基準:(ii)(iv)
概要:
エストニアの首都タリンの旧市街に残る歴史的遺産。タリンの起源は、1219年にデンマーク王ヴァルデマー2世がエストニア人の要塞集落を占領し、そこに「トームペアと名付けた城塞を築いたことに始まる。
1285年にタリンはハンザ同盟に加わり、貿易港として発展。1346年にはデンマーク王ヴァルデマー4世が市をドイツ騎士団に売却したことから、以後20世紀に至るまで、経済的・文化的にバルト・ドイツ人の影響を強く受けることとなる。その後は1561年にスウェーデン領となり街は衰退、1710年にはロシア帝国領になった。
このような度重なる混乱や火災にも関わらず、タリンには旧市街を取り囲む城壁と、ドイツ人商館や豪奢な公共建築、教会建築などの13〜18世紀の建造物が非常に良好な状態で残されており、それが世界遺産に登録される要因となった。
(Wikipediaより)
関連動画へのリンク
世界遺産クイズ
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/822