文化遺産
遺産名:
ハンザ都市リューベック
Hanseatic City of Lübeck
国名:ドイツ
登録年:1987年
登録基準:(iv)
概要:
リューベックは、ドイツ連邦共和国の都市。シュレースヴィヒ=ホルシュタイン州に属する。トラヴェ川沿岸、バルト海に面する北ドイツの代表都市。かつてはハンザ同盟の盟主として繁栄を誇り、「ハンザの女王」(Königin der Hanse)と称される。
リューベック商人は、ノルウェーのベルゲンに商館を築き、ノルウェーの鱈を南に売却して大きな利益をあげた。また、リューネブルクの岩塩をおさえたことで、塩漬け鰊(ニシン)でも独占的な地位を誇った。16世紀から 17世紀にかけて、ハンザ同盟の衰退とともに、リューベックも衰退していった。 1800年頃の人口は45000人であった。中世ヨーロッパの都市では、朝の鐘、夕の鐘、種々の召集等の鐘が鳴らされたが、リューベックでは、市門の閉門を告げる、夕の鐘の第2の鐘(第1の鐘は通常の仕事の終了を告げる)は、1864年まで鳴らされていた
トラベ川とトラベ運河に囲まれた島にある旧市街地は世界遺産に登録されている。旧市街地の入り口のホルステン門(Holstentor)はユーロ導入以前の旧50ドイツマルク紙幣の図柄にも採用されている。
マルクト広場に面して黒レンガ造りの市庁舎(de:Lübecker Rathaus)がある。その隣にゴシック様式の聖マリア教会(de:Marienkirche (Lübeck))がある。1251年から1350年にかけて建造されたレンガ造りの建物は、1942年3月28日~29日の爆撃によって炎上し、戦後再建された。
リューベックはなんといっても、トーマス・マンの故郷で、『ブッデンブローク家の人々』はこの町に住んだ彼の一族をそのままモデルにしたもの。生家は以前は銀行の支店だったこともあるが、現在ではマンの記念館(de:Buddenbrookhaus)になっている。(Wikipediaより)
(Wikipediaより)
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