文化遺産、負の世界遺産
遺産名:
モスタル旧市街の石橋と周辺
Old Bridge Area of the Old City of Mostar
国名:ボスニア・ヘルツェゴビナ
登録年:2005年
登録基準:(vi)
概要:
モスタル旧市街のスタリ・モスト(Stari Most,「古い橋」)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの都市モスタルにある16世紀の橋で、市内を分けているネレトヴァ川に架かっている。ミマール・スィナンの設計といわれる。町の象徴となっていたこの橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にあたる1993年11月9日午前3時にクロアチア系のカトリック民兵によって破壊されたが、その後復興計画が持ち上がり、各国の援助とユネスコの支援を受け、2004年6月23日に復興工事が完了した。2005年には、ボスニア・ヘルツェゴビナ初のユネスコ世界遺産に登録された。
橋からの飛び込み
町の若者たちにとっては、橋からネレトヴァ川に飛び込むのが伝統になっている。しかし、川は非常に冷たく、かなり危険な芸当であるため、最も上手で訓練を積んでいる潜り手だけが挑むのである。この慣例は橋の建造当初からあったらしいが、記録によって裏付けられるのは、1664年以降のことである。1968年には公式な飛び込み大会が開催され、以降毎年夏に行われている(Wikipediaより)。

スターリ・モストの飛び込み大会 Flickr