文化的景観、文化遺産
遺産名:
ピエモンテのブドウ園の景観:ランゲ・ロエロとモンフェッラート
Vineyard Landscape of Piedmont: Langhe-Roero and Monferrato
国名:イタリア
登録年:2014年
登録基準:(iii)(v)
概要:
ピエモンテのブドウ畑の景観 : ランゲ=ロエーロとモンフェッラートはUNESCOの世界遺産リスト登録物件の一つであり、イタリア、ピエモンテ州のポー川、タナロ川)流域のブドウ栽培地の中でも、バローロ、バルバレスコ、アスティ・スプマンテといった最高級イタリアワイン(DOCG)生産地の文化的景観を対象としている。2014年に、イタリアの世界遺産としては、50件目の登録となった物件である。紀元前5世紀頃、ピエモンテはエトルリア人とケルト人の交易地であったとされ、方言や、特にワイン関係の単語にその影響が見られる。この時期のブドウの木の花粉もこの地で発見されている。
イタリアワインは、スペインワイン、フランスワインとともに、世界的に見ても特に生産量が多い。ピエモンテ州はイタリアの全20州の中で7位(21世紀初頭のデータ)と、生産量の面で傑出しているわけではない。しかし、その生産量の80%がDOCないしDOCGという点に特色があり、DOCおよびDOCGの栽培面積はイタリア最大となっている。
世界遺産になっているのは、そのピエモンテ州のタナロ川東岸のランゲ地方から西岸のロエーロ地方にかけての一帯、ならびにモンフェッラート地方に広がるブドウ栽培地計5件と、城1件(カヴール城)である。(Wikipediaより)
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関連動画へのリンク
UNESCO公式HP(英語版)へのリンク
https://whc.unesco.org/en/list/1390