リトアニア 文化的景観 検定1級

ケルナヴェ古代遺跡

2021年11月11日

文化的景観
遺産名:
ケルナヴェ古代遺跡
Kernavė Archaeological Site (Cultural Reserve of Kernavė)
国名:リトアニア
登録年:2004年
登録基準:(iii)(iv)
概要:
ケルナヴェ(Kernavė)は、中世のリトアニア大公国の首都で、現在ではリトアニア南東部のヴィリニュス郡シルヴィントス地区自治体(Širvintos)に属する。今日では、人口318人にすぎないが、考古遺跡の残る観光地となっており、2003年にはケルナヴェに国立文化保護区が設定され、翌年ユネスコの世界遺産リストに登録された。

ケルナヴェ地域は控えめに見ても旧石器時代末期には定住生活が営まれていた。集落群は中石器時代や新石器時代に入ると、著しく増加する。

町への言及が最初に確認できるのは1279年のことである。ケルナヴェはその年にリトアニア大公国の首都としてドイツ騎士団に攻囲されたのである。1390年に騎士団は城も含む建造物群もろとも町を焼き払った。この襲撃のあと、町が再建されることはなく、残った住民たちは谷に残らずに丘の頂上に移住した。

時代が進むと、都市の遺跡は土に覆われ、湿った泥炭地のようになった。これによって、遺跡は損壊することなく保存され、考古学者たちにとっては貴重な考古資料を提供している。この点から、ケルナヴェを「リトアニアのトロイ」と呼ぶ者たちもいる。実際、2002年にケルナヴェ国立考古歴史博物館が、ワルシャワで主催した初の国外展覧会の名称は、「ケルナヴェ-リトアニアのトロイ」であった。(Wikipediaより)

関連動画へのリンク

Kernavė考古学遺跡(文化保護区...(ユネスコ/ NHK)

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