La Basilique sainte Madeleine., Flickr

フランス 検定1級

ヴェズレーの教会と丘

2021年11月12日

文化遺産
遺産名:
ヴェズレーの教会と丘
Vézelay, Church and Hill
国名:フランス
登録年:1979年
登録基準:(i)(vi)
概要:
サント=マドレーヌ大聖堂 は、フランスの町ヴェズレーの中心的な丘の上にあるバシリカ式教会堂。この教会と丘は、1979年にユネスコの世界遺産に登録された。サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の始点のひとつという歴史的重要性もさることながら、大聖堂のティンパヌムロマネスク彫刻の傑作として知られている。

861年にヴェズレーの丘の上にベネディクト会士たちが建立した。その際に、修道士の一人がマグダラのマリア(サント=マドレーヌ)の聖遺物を持ち帰るためにプロヴァンス地方のサン=マクシマンに派遣された。

878年には、この初期カロリング様式の教会は、ローマ教皇ヨハネス8世によって、現存する地下納骨堂ともどもマグダラのマリアに捧げられた。ジョフロワ修道院長はマグダラのマリアの聖遺物を公開し、それが様々な奇跡を起こしたとされる。これによって、巡礼者が押し寄せ、ひいてはサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路に組み込まれることになったのである。

1120年7月25日に1127人の犠牲者を出した大火災に見舞われたことで、身廊も建て直された。なお、今に残る正面扉上の美しいティンパヌム(使徒に使命を与えるキリスト)が彫られたのもこの頃のことである(1125年 - 1130年)。

「使徒に使命を与えるキリスト」, Flickr

(Wikipediaより)

ヴェズレーのハイキング・ルート

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(Flickrより)

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