ニュー・ラナーク, Flickr

イギリス 検定3級

ニュー・ラナーク

2021年11月14日

文化遺産
遺産名:
ニュー・ラナーク
New Lanark
国名:イギリス
登録年:2001年
登録基準(ii)(iv)(vi)
概要:
ニュー・ラナークの起源は、1786年にデヴィッド・デイルが綿紡績工場や工場労働者用の住宅を建設したことである。デイルがその場所に工場を建てたのは、川の水力をうまく活用するためだった。デイルの娘婿であった博愛主義者で社会改良主義者のロバート・オウエンも名を連ねていた共同所有のもとで、ニュー・ラナークはソーシャルビジネスにより事業的にも成功を収め、いわゆるユートピア社会主義を体現する存在となった。

デイルはこの地にリチャード・アークライトの水力紡績機を導入し、品質の由ぐれた綿糸の大量生産ができる工場のほか、4つの水車や、工場労働者と家族が住む住宅などを建設した。その後、デイルの娘婿であり人道主義者として名高いロバート・オーウェンは、労働者が質の高い生活を営み優れた教育を受けられる環境を整えた。

ニュー・ラナークの工場は1968年まで操業していた。衰退期を経て、1975年に村の取り壊しを防ぐためにニュー・ラナーク保全トラスト(New Lanark Conservation Trust)が創設された。2006年現在で村の建造物のほとんどが修繕され、村はスコットランドの観光名所となっている。この村はまた、スコットランドに4つある世界遺産のひとつであり、ヨーロッパ産業遺産の道のアンカー・ポイントのひとつである。

(Wikipediaより)

世界遺産クイズ

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関連動画へのリンク

ニューラナーク(ユネスコ/ NHK)

UNESCO公式HP(英語版)へのリンク

https://whc.unesco.org/en/list/429

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