文化遺産
遺産名：
エッセンのツォルフェライン炭鉱業遺産群
Zollverein Coal Mine Industrial Complex in Essen
国名：ドイツ
登録年：2001年
登録基準(ii)(iii)
概要：
ツォルフェアアイン炭鉱業遺産群は、ドイツのノルトライン＝ヴェストファーレン州エッセンにある産業遺産である。19世紀半ばに発足したドイツ関税同盟（ツォルフェライン）炭鉱の跡地。ヨーロッパ産業遺産の道のアンカーポイントの一つであり、2001年にはユネスコの世界遺産に登録された。世界最大の採炭量を誇り、第二次世界大戦時にはナチス・ドイツを支えた、戦後に燃料の主流が石油へと移行したことで衰退した。
この施設群での炭鉱業は1847年に見られ始め、採炭は1851年から1986年12月23日まで行われた。1950年代後半からの数十年は、この施設群の二部門であるツォルフェアアイン炭鉱とツォルフェアアイン・コークス工場（1957年から1961年に建造され、1993年6月30日に閉鎖された）は、この種のものとしてはヨーロッパ最大のものであった。1932年に開かれたバウハウス様式の第12採掘坑 (Pit 12) は、建築上からも技術上からも傑作と呼べるものであり、「世界で最も美しい炭鉱」との評価を受けている。
（Wikipediaより）
